昭和大学横浜市北部病院臨床研修病院群

プログラム紹介

研修プログラムおよび責任者等

研修プログラム募集人員責任者等
基本プログラム20名プログラム責任者医療教育支援室教授:緒方 浩顕
副プログラム責任者内科教授:坂下  暁子
呼吸器外科教授:北見 明彦
産婦人科/小児科プログラム4名プログラム責任者小児科教授 :池田 裕一
副プログラム責任者
産婦人科教授:市塚 清健

基本プログラム

当院の基本プログラムでは、多くの救急症例を通して多数の未診断症例を、また大学病院が故に比較的稀な疾患までを経験することができるといった強みがあります。さらに住民の平均年齢が若く、かつ平均寿命が長いという地域性により、小児から高齢者まで幅広い年齢層の患者における、いわゆるcommon diseaseを多数経験することが可能です。当院には大学病院としては数少ない緩和ケア病棟や精神科病棟も併設されており、癌や認知症を含めた幅広い疾患への対応を通して、多彩な臨床経験を積むことができます。中でもチーム医療研修の一環として、褥瘡(NST)?緩和?リエゾンの各ラウンドにも参加し、医師?看護師以外の多職種からの評価を受ける体制があります。
横浜市北部病院基本プログラム2022※ローテーションは順不同?2022年4月時点
1) 1年次ローテート科および2年次産婦人科と救急は、横浜市北部病院での研修とします。(2年次小児科は、横浜市北部病院での研修または「横浜市北部病院および藤が丘病院」での研修とします。)
2) 内科研修では、内科※、呼吸器センター、消化器センター、循環器センターから選択し、8週×3科の計24週ローテートします。
 ※内科は総合診療を基礎とし、腎臓内科グループ、神経内科グループ、内分泌?代謝グループ、リウマチ?膠原病グループ、血液内科グループが含まれます。 ローテート科は各自の希望を確認後、診療科の受け入れ人数などをふまえて決定します。
3) 救急研修では、1年次に8週、2年次に4週ローテートします。
4) 外科研修では、外科、呼吸器センター、消化器センター、循環器センター、こどもセンター外科から1科を選択し、8週ローテートします。ローテート科は各自の希望を確認後、診療科の受け入れ人数などをふまえて決定します。
5) 一般外来研修は、主に内科研修、小児科研修、または地域医療研修(一般外来研修が可能な施設を選択)とあわせて4週以上の期間で行います。尚、週数不足の場合は選択科目内(28週)にて調整します。
6) 選択科目については、研修協力病院の希望科にて任意の期間(4週~28週)で研修を行うことができます。この自由選択期間(28週)において1年次に研修した科を再度ローテートすることも可能ですし、将来の進路を加味した診療科研修(昭和大学の複数協力病院であれば)も可能です。また、画像研修(放射線科)を選択すれば、全科にまたがる放射線診断をより系統的に学ぶことができますし、緩和ケア研修(緩和医療科)では、当病院内に併設されている緩和ケア病棟にて、がん疼痛治療や心理社会的側面にも目を向け、緩和ケアチームの一員として全人的な対応法を学ぶことができます。
7) 病院長、プログラム責任者が定期的に面談を行い、到達目標を確認します。

産婦人科/小児科プログラム

 このプログラムでは、ウォークイン症例から救急症例を多く経験することにより、多数の未診断症例を経験することができることが強みです。さらに、住民の平均年齢が若く寿命が高いという地域性により、小児から高齢者まで幅広い年齢層の患者における、いわゆるcommon diseaseから比較的稀な疾患まで経験することが可能です。さらに?大学病院としては数少ない緩和ケア病棟や精神科病棟が併設されていることにより、幅広い疾患や病期への対応が可能です。当プログラムでは、将来産婦人科あるいは小児科への専攻研修を希望する者のみならず、妊婦や小児と接する機会の多い他の専門診療を希望する者にも幅広く対応できる内容としています。
横浜市北部病院産婦人科?小児科2022※ローテーションは順不同?2022年4月時点
1) 1年次ローテート科および2年次外科と救急は、横浜市北部病院での研修とします。(1年次小児科は、横浜市北部病院での研修または「横浜市北部病院および藤が丘病院」での研修とします。)
2) 内科研修では、内科※、呼吸器センター、消化器センター、循環器センターから選択し、8週×3科の計24週ローテートします。
※内科は総合診療を基礎とし、腎臓内科グループ、神経内科グループ、内分泌?代謝グループ、リウマチ?膠原病グループ、血液内科グループが含まれます。ローテート科は各自の希望を確認後、診療科の受け入れ人数などをふまえて決定します。
3) 放射線科では、全科にまたがる放射線診断を、より集中的かつ系統的に学ぶことができます。
4) 産婦人科?小児科研修は希望に沿って4週単位で配分し、産婦人科4週?小児科8週、または産婦人科8週?小児科4週とします。当院小児科はこどもセンターとして運用されていますが、周産期医療に絡めて産科と連携することも多い診療科です。
5) 外科は、呼吸器センター、消化器センター、循環器センター、外科、こどもセンター外科から1科を選択し、4週ローテートします。ローテート科は各自の希望を確認後、診療科の受け入れ人数などをふまえて決定します。
6) 救急研修では、1年次に8週、2年次に4週ローテートします。
7) 一般外来研修は、主に内科研修、小児科研修、または地域医療研修(一般外来研修が可能な施設を選択)とあわせて4週以上の期間で行います。尚、週数不足の場合は選択科目内(32週)にて調整します。
8) 選択科目については、研修協力病院の希望科にて任意の期間(4週~32週)で研修を行うことができます。この自由選択期間32週)において1年次に研修した科を再度ローテートすることも可能ですし、将来の進路を加味した診療科研修 (昭和大学の複数協力病院であれば)も可能です。
9) 病院長、プログラム責任者が定期的に面談を行い、到達目標を確認します。

昭和大学横浜市北部病院のポイント

センター方式での診療

開院以来、内科と外科が一つのチームとなって専門的診療を行うセンター方式を取り入れており、呼吸器?消化器?循環器?小児(こども)を各々センター化して運用しています。さらに、内科系診療科?外科系診療科によるプライマリ?ケアの教育にも力を入れています。
研修プログラム_北部 _センター方式

鍛えられる実践力

各科勉強会やCVC講習会、外科手技スキルアップセミナーといった実技講習会等や病院長と話し合いながら行うランチョンミーティングなど様々なイベントが毎月開催されており、手技技術や知識を学ぶ環境が充実しています。また、中央処置室での処置を研修医が中心となってローテートするため、積極的に診療や点滴、採血、外科手技等行うことができ、実践的に研修することができます。
昭和大学横浜市北部病院のホ?イント2

地域医療の中核

横浜市北部病院は横浜市医療計画の地域中核病院の一つであり、平成23年4月に地域がん診療連携拠点病院、同年10月地域医療支援病院に認定されました。また、救急センターでは24時間体制の2次救急医療を行っており、地域医療への更なる貢献を目指しています。
昭和大学横浜市北部病院のホ?イント3

研修環境

昭和大学横浜市北部病院は西棟内に寮があり、雨の日も濡れずに出勤することができます。また、月額15,000円で利用することができます。
昭和大学横浜市北部病院職員寮職員寮
昭和大学横浜市北部病院渡り廊下寮へは渡り廊下をはさんで病棟へ直結しています。
昭和大学横浜市北部病院各種セミナー各種セミナーも多数開催しております。

研修プログラム情報等の公表

2024年度研修プログラムとして神奈川県へ届出を行った時点での内容です。

様式10:年次報告、プログラム変更?新設届出書
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様式10別表:病院群の構成等
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様式10別紙1:研修管理委員会名簿と開催回数
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様式10別紙2:診療科ごとの患者数?研修医数
PDF
様式10別紙3:研修プログラム概要
(昭和大学横浜市北部病院 基本プログラム)
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様式10別紙3:研修プログラム概要
(昭和大学横浜市北部病院 産婦人科/小児科プログラム)
PDF
様式10別紙4:指導医名簿
PDF
様式10別紙5:時間外?休日労働時間数PDF
臨床研修プログラム冊子
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